今日のお話では、商品販売において欠かせないお話をしていきます。
ペルソナ設定を適切にして売れる商品を販売する秘訣について解説します。
商品を販売するスキルは絶対に欠かせないスキルの一つです。
見込み客が求める商品を構築し、心を掴んで感情を動かし、かつオトクな商品だったとしたら、売れない理由がわからないでしょう。
しかしながら、そもそもどんな文章を書いたらいいかわからない、具体的な手法が知りたいという人も多いです。
そんな人は、ぜひ最後までしっかり読んでください。
感情訴求の具体的手法が理解できるようになります。
説得はなぜ必要なのか
心をつかむ、つまり感情訴求する文章力があれば商品は売れます。
お客様が商品を買うとき何を求めているかといえば、「これを買った後どんなに幸せだろうか」と感じたいからです。
しかしながら、基本的にお客様はお金を払いたくないものです。ですが同時に、「お金を払いたい」のもお客様です。
お客様は例外なく、商品を購入して自己肯定感を高めたいのです。
この相反する価値観は一体何が正しいのか?どう考えるべきなのか?また、どうしたら感情訴求できるコンテンツが生み出せるようになるのか?
そんなお話を今日はさせていただきます。
下記は関連記事なので、ぜひご覧ください。
感情訴求ができると売上が伸びる
心の機微、つまり感情の動きを理解できるようになるとビジネスが一段階進化します。
なぜ感情訴求しなければいけないか?それは、感情が動かなければ購買行動に繋がらないからです。
ビジネスをしていると、どうしても必要になるのが「セールス」です。
セールスときくと、お客様と顔を突き合わせての「営業」を意識することと思います。
お客様のお顔を拝見できる状態でセールスができればまだいいのですが、コピーライティングはそこから一段階先を見据える必要があります。
その具体的手法について、今日は解説していきます。
自分の感情優先では売れにくい
起業準備中の人に多いのですが、「好きなことをして起業して豊かになりたい」という願いです。
経営者であれば、「高い利益率が必要だ」「負債は背負いたくない」「経費の持ち出しは避けたい」ということです。
当たり前のことですし、それが叶えば一番いいですよね。
ですが、そう簡単ではないです。
好きなことじゃないと続かない、好きなことじゃないと継続できないというのは、ある意味当たり前のことです。
僕自身、普段からこういう発信もしています。
「好きなこと”だけ”やって幸せになる」というのは、実はほぼ無理なのです。
売上をつくるなら例外なくリサーチが欠かせないのです。
ではどうやって好きなことで起業するか?
コツは「リスクをどこで背負うか」です。
リスクの背負い方は別の記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。
感情訴求できるコンテンツを生み出す
感情訴求するということは、読者がもとめるものを先に差し出すということになります。
「何言ってるんですか?エスパーですか?」と思うかもしれません。
ですがセールスにおいては実は常識なのです。
相手が何を求めてこの商品を欲するかを、どこまで事前に明確にできるかが勝負なのです。
これは単純に商品を買ってもらうだけでなく、リクルートで人を動かすときやナンパをするときにも使えます(笑)
- 相手がどんな価値観で生活しているか
- どんな学びを大切にしているか
- どんな夢を応援して欲しいと思っているか
事前にこれらを網羅して相手が求めている言葉を伝えた人が高い売上を手に入れるということです。
感情に訴求するから商品が売れる
読者の感情をつかんで動かし、揺さぶるからこそセールスが商品が売れます。
営業の場合はそれを対面で行うわけですが、コピーライティングは誰がみているかわからない文章のみで商品を販売します。
いつ誰が見ているかわからない。
その環境で商品を販売するということです。
だからこそ次のような価値観が価値観が必要になります。
- ペルソナ設定
- ブランディング戦略
- 入念なリサーチ
求めてくださる見込み客のことを濃厚にありありと、これでもかというほどに想定して文章を書かなくてはならないのです。
口で言うのはカンタンです。
だからこそこれがビジネスになるということです。
的を得すぎているペルソナ設定をする方法
濃厚過ぎるレベルでペルソナ設定をしていきます。
よく「ペルソナ設定をしましょう」と言いますが、多くの人がこの「ペルソナ」という響きが嫌いです。
具体的にどのように嫌ってるかというと次のような内容です。
- 「仮面」という意味が嫌い
- お客様は架空じゃなくて存在している
このような価値観に振り回されしまっている人が多いです。
残念ながら、そもそもこの価値観も薄いです。
とても大切なのが次の内容です。
ペルソナ設定には具体的メソッドが存在する
お客様の感情を掴むためには、濃厚にペルソナ設定をする必要があります。
ペルソナ設定をするということは、その人がその場にいるかもしれないと思うレベルで想像するということです。
その人の存在を言葉にしてイメージして、リアルに体温を感じられるくらいにイメージします。
「口でいうのはカンタンだけど、そんなの自分にはできない!」
そう言われてしまうかもしれないので、リサーチする詳細を残しておきます。
- 住んでいるところ
- 移動手段
- 仕事環境
- 家の大きさ
- 趣味・趣向
- 家族構成
- 過去の傷
- 未来の夢
- 理想の異性
- 好きな旅行先
- 好きなファッションや色合い
このような内容を徹底的にリサーチします。
「小倉さん、あんたストーカーですか?」と言われそうですね。
そうです、ストーカーと言われんばかりにリサーチをするのです。
リサーチはストーカーレベルで徹底的に行う
SNSやブログ、会社であればホームページを穴が空くほど見て、専用のノートを作って情報を集約するのです。
学生のころ、好きな異性ができると徹底的に調べませんでしたか?
その人がよく行くカフェ、趣味趣向、髪型、仕事の悩み、将来の夢など、本人に確認する前に事前に調べられることはすっごい調べたりしましたよね?
ストーカーレベルのリサーチをビジネス活動でやるだけなのです。ですが多くの人がビジネスとなるとリサーチの手を抜きます。
これではうまくいきません。
冗談ではなく、一人のお客様を徹底的にリサーチして、その人に好きになってもらえる自分になるのです。
ビジネス=恋
ビジネスでも恋でも同じです。
相手の心を動かせるように感情訴求をする価値観は絶対に欠かせません。
どんなに言い回しを変えて表面を繕っても、どんなに自分の伝えたい書き方で商品をつくったところで、相手に必要とされてなかったら何も生まれません。
「いや、私は自分の売りたい商品を売りたい方法で売って稼ぐんです!」という人は、おそらくまだ苦労が足りないのだと思います。
ビジネスはそんなに甘いものではありません。
「自分の人生は自分で作るものだ」と言われますが、ビジネスにおいてはある意味「お客様に作らせられてる」ということでもあります。
本当に大切なことなのです。
お客様がいてくださるからこそできるコンテンツの本質、ぜひしっかり身につけてください。
売上はリサーチの量で決まる
感情訴求できるコンテンツを作ろうとはいっても、そう簡単に読者の感情を掴むことなんてできないですよね。
当たり前のことです、他人ですし、ましてや会ったこともない人のリサーチをするということでもあるので。
ですが、感情訴求の技術はしっかり身につけてしまうと、あらゆるシーンで効果的に使うことが可能になります。
とても大切なスキルなので、ぜひこれを機に意識的に取り組まれてみてくださいね。
もしこういう学びが好きだったりスキルとして身につけたかったりする方は、こちらの記事もオススメです。
ぜひご覧ください。